2022年11月7日(月)~11月12日(土)日曜休廊
11:30-19:00※最終日17時まで
@art speace kimura ASK?(2F)
回転する木馬の端に彼女が座る。
上へ下へ、左から右へ彼女が木馬に乗れるまで見守り、私は立ち去る。
時間とは変化であり、幾つもの可能性の中から生み出される今に目を向けるための装置である。
生活の中である瞬間の印象が頭から離れなくなることがある。そのままの印象で残しておきたいと様々な方法で残すが、たいていの場合は時間が経つにつれ逃げて行ってしまう。
瞬間というものは時間の中にあり、流れていく時間が瞬間を永遠にする。
時間もまた、瞬間がなければ印象に残らず、空白になってしまう。瞬間が時間を生み出している。時間と瞬間は相補的な関係にあると言えるのではないだろうか。
今回の展示では時間と瞬間に焦点を当て、その中で生まれる繰り返しと逸脱をテーマに光と影を使ったインスタレーション作品と、時間を定着させた「写真」を展示致します。
■略歴
1997 神奈川県に生まれる。
- 2020 和光大学芸術学科卒業 Solo Exhibition
- 2020 個展「WAG2020 Them」(表参道画廊 日本 東京) 2021 個展「ほしの散らばり」(Totem Pole Photo Gallery 日本 東京)
- 2022 「超不定期訪問/滞在制作 project《Nami Ita に、いた? いる! 》Vol.03」『去来するイメージ/往 還する痕跡』( オルタナティブ掘っ立て小屋 ナミイタ Nami Ita 東京 )
Group Exhibition
- 2017 『無題展』( 和光大学パレストラ 4 階 東京 ) 2018 『無駄展 vol.2』( 和光大学パレストラ 4 階 東京 )
- 2019 「第 12 回中国高等教育学会写真芸術展」(南昌師範学院 中国 江西省)
- 2019 「仁川国際海洋メディアフェスティバル」(韓国 仁川) 2020 「中国済南国際写真ビエンナーレ・日中韓大学招待展 “异域・同天”」(山東工芸美術大学美術館 中国 山东省)
- 2021 和光大学 2021 年度卒業制作展『cocoon』(横浜市民ギャラリー 日本 横浜)
- 2021 「仁川海洋写真映像祭 2021」(オープンポートエリアホール 韓国 仁川)
- 2021 art viewing…vol.1『境 / 間』( 麻生市民ギャラリー 神奈川 )
- 2021 art viewing… vol.2 ( 新百合トウェンティワン・ギャラリー 神奈川 )
- 2022 和光大学芸術学科卒業制作展 2022『はいてすってふくらます』(BankARTStation 神奈川)
- 2022 art viewing…vol.4( しろがね Gallery 東京 )
- 2022 「現代写真のアナキズム Ontological Anarchy on Photo」(日本橋アナーキー文化センター 日本 東京)
Award
- 2021 TOKYO FRONT LINE PHOTO AWARD[東京/日本] グランプリ / 大山光平賞
“前田 梨那「Gher‐」” への1件の返信
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