金井一郎 光の劇場
「銀河鉄道の夜」
2018年12月3日㊊ー14日㊎ 11時~19時 ※日曜休廊
入場料 500円
「銀河鉄道の夜」の世界の視覚化を試みる過程で、黒い紙に無数の穴を開け、
裏面から光をあて光の透過、反射回析、干渉などを利用して、
前面のスクリーンに映像を写し出す手法を 翳り絵(かげりえ)と呼んでいる。
size606×455×50 1990年 素材 木 紙 |
翳り絵「銀河鉄道の夜」シリーズ size606×455×50 1990年 素材 木 紙 |
翳り絵「銀河鉄道の夜」シリーズsize200×150×30 1990年 素材 木 紙
金井一郎(かない・いちろう)
1946年、埼玉県で生まれる。生家は明治から大正に時代にかけての日本絵本の創成期に名を残す「金井信生堂」。
金井が小学校の頃に家業を廃業。転居などの環境の中で孤独な心情をかかえていた小学校四年生のときに出会った
「銀河鉄道の夜」が決定的な出会いとなる。少年時代の強烈な読書体験は、いつしかそれを自分なりにヴィジュア化
したいという熱意へとつながっていった。十代の終わり頃から影絵での制作を始め、その後「翳り絵(かげりえ)」
の手法を見い出し、五十年近くにわたって「銀河鉄道の夜」の絵の制作を続けた。絵本制作のほかに、乾燥させて
植物の中に小さな光を仕込んだ灯りや、物語性にあふれるオブジェなども制作している。
会 場
art space kimura ASK?(2F)
art space MAYU
104-0031東京都中央区京橋3-7-10
Phone & Fax (03)3561-8225
https://www.artspace-mayu.com/
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