―輝ける闇の世界― 能島 芳史展
2017.11.21Tue ― 12.2 Sat 11:30~19:00
*最終日16:00まで*日曜休廊*11.23(祝)開廊 art space kimura ASK?(2F)
写真資料に見られる、闇の中に光り輝く三枚の絵画は、スライドでも、まして蛍光塗料を使っているわけでもなく、純然たる油彩画なのです。 そして、その絵画は、油彩画史上最も古い15世紀フランドル画法で描かれています。 その技法による画面が、抜群の輝度と透明性を発揮して闇の中でも光り輝いて見えるのです。 この度、「アートスペース キムラASK?」の壁を黒い布で覆い尽くして、暗い闇の空間を作りあげ、 スポットライトのみの照明で作品が光り輝き、画面の中に吸い込まれるかのような不思議な会場を現出いたします。 どうか是非、輝ける闇の世界を体感して頂ければ幸いです。
能島 芳史
略歴
能島 芳史
1948 年 富山市に生まれる 1971 年 金沢美術工芸大学油絵科卒業 1977~80 年 ベルギー王立ゲント美術大学修復科にてフランドル技法を習得 ボッシュ作「大洪水の祭壇画」模写(ボイマンス美術館・オランダ) ボッシュ作「聖ヒエロニムス」模写(ゲント美術館・ベルギー)
展示歴
1993 年 「アートは楽しい 夢と空想の風景展」招待/ハラ ミュージアムアーク 「風土展」/東京セントラル美術館(~’02) 1999 年 「翔展」招待( 黒部市美術館/ 富山) 「挑流展」招待( 庄川美術館/ 富山) 2001 年 「心の原風景展」招待/富山県民会館美術館 2004 年 「第5回北日本美術大賞展」招待/富山県民会館美術館 中ノ沢美術館にて個展 2005 年 「とやまの美・7人のいま未来展」招待/富山県民会館美術館 2008 年 「第8回あさご芸術の森大賞展」出品/あさご芸術の森美術館 2009 年 「第19回富嶽ビエンナーレ展」大賞受賞/静岡県立美術館 「色彩は踊る・巨匠たちのパレットと作品展」招待/富山県立近代美術館 「第1回青木繁記念大賞西日本美術展」出品/石橋美術館 2010 年 朝日町立ふるさと美術館にて個展 「第10回あさご芸術の森大賞展」出品/あさご芸術の森美術館 2011 年 「第20回富嶽ビエンナーレ展」招待/静岡県立美術館 2012 年 「能島芳史・風蝕」楽翠亭美術館展示室蔵 「水辺のアート展」招待/黒部市美術館 2013年 「太閤山ビエンナーレ」出品( 太閤山ふるさとギャラリー/富山) 特別陳列「能島芳史展―15 世紀フランドル絵画からの展開」( 石川県立美術館/ 石川) 2014年 かさぎ画廊・T&T MOTORS 主催「日本人画家8 人展」 (STUDIO ART ギャラリー/ ニューデリー) 2015年 「第2 回太閤山ビエンナーレ」出品 ( 太閤山ふるさとギャラリー/富山) 2016年 かさぎ画廊主催「Another Japan 展」 ( 日本ギャラリー/ ニューヨーク) 2017年 ビエンナーレTOYAMA2017」出品 ( 富山県美術館TAD ギャラリー/富山)
ギャラリー展示
タップ・エン・テーペルン画廊(1980 年、ゲント/ ベルギー) 史染抄ギャラリー (1981/東京) 富山県民会館ギャラリー(1981、1986、1989、1992、1995年/富山) 銀座スルガ台画廊(1989年レスポワール、1991、1993、2000、2003、2006年/東京) ギャラリーWIZ (1992年/東京) ギャラリー新宿高野 (1992、1995年/東京) 池田舎 (1996年/東京) ギャラリー山下 (1997年/東京) アートサロンコスモ (1997年/富山) 北日本新聞ギャラリー (1999年/富山) ギャラリー桝常 (2001年/富山) 遊朴館 (2002、2011,2014年/岐阜) 松屋銀座 (2008、2010年/東京) ギャラリーNOW (2009、2011、2013、2015、2017年/富山) かさぎ画廊 (2010年/神奈川) アートスペースきむらASK? (2012年/東京)