中 村 恭 子





2017年3月27日(月) ~ 4月15日(土)

open : 11:30~19:00 (最終日17:00まで, 日曜休廊)

会場 : art space kimura ASK? (2F)



高知の郷土料理、皿鉢料理は、みんなで食べる。大皿に盛られた組み物、鯛の刺身や、鰹のたたき、鯖の姿寿司や、  りゅうきゅうの酢の物、肉桂の香りの寒天など、前菜から主菜、菓子に至るまで、大皿から箸でつまんで食べていく。

 それは、一人ひとりの食べるという孤立した断片が、その周囲に、ふわふわとした媒介を纏わせ、繋ぎとめられ、貼り合わされ、何か大きなものを呼び寄せる場を開く儀式なのだ—

                      (早稲田大学 郡司ペギオ栗夫幸夫による跋文より抜粋)


展示内容 : 絵巻物(長さ 約14m)他




中村 恭子 Kyoko Nakamura

【 略 歴 】

長野県下諏訪町 生まれ
2010年 3月  東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻日本画研究領域博士課程 修了 博士(美術)取得
2014年 4月〜 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 特任研究員(現職)


【 展 示 歴 】

007年  3月 長野県高森町蘭植物園企画展: 中村恭子展「植物的方法」
        9月 東京藝術大学120周年記念企画「自画像の証言」展
        9月 東京藝術大学日本画第一研究室発表展

2008年   1月 第47回全日本蘭協会洋らん展「サンシャインシティ世界のらん展 2008」: 中村恭子日本画作品展
        3月 長野県高森町蘭植物園企画展: 中村恭子展「ランの解剖学」
        9月 東京藝術大学日本画第一研究室発表展

2009年   1月 第48回全日本蘭協会洋らん展「サンシャインシティ世界のらん展 2009」: 中村恭子日本画作品展
        2月 生命の解剖学 ー 生きた自然を描く 中村恭子日本画作品展 数奇和ギャラリー
        5月 日本ナボコフ協会2009年大会: ミニ展覧会+口頭発表
        8月 東京藝術大学日本画第一研究室発表展
       12月 東京藝術大学大院学美術研究科博士審査展

2010年   1月 第49回全日本蘭協会洋らん展「サンシャインシティ世界のらん展 2010」: 中村恭子日本画作品展
       10月 中村恭子展「生殖の線と百刻みの刑」ジィオデシックギャラリー
       11月 銅金裕司・中村恭子展「シルトの岸辺」Art Space Kimura ASK?

2011年  10月 奈良・町家の芸術祭HANARARTはならぁと2011

2012年   2月 銅金裕司・中村恭子展「精神の経済学」Art Space Kimura ASK?

2013年  10月 奈良・町家の芸術祭HANARARTはならぁと2012
       10月 「生命美学オープンラボ2013」 ICC

2014年   6月 「文間和紙に描く20人の掛軸展」 越後門出和紙高志の生紙工房ギャラリ-
        8月 「文間和紙に描く20人の掛軸展」 OMONMA Tentギャラリー

2015年   1月 中村恭子日本画作品展「人が自然を産み出す話:異質なものの普遍性」AA
        4月 「和を紡ぐー和紙ー」 FEI ART MUSEUM YOKOHAMA

2016年   2月 中村恭子展「首を擡げたアルシブラ」
Art Space Kimura ASK?

【 著 書 】

 春日直樹編『科学と文化をつなぐ: アナロジーという思考様式』東京大学出版会, 2016年3月
 中村恭子「人が「自然」を産み出す話:異質なものの普遍性


【 作 家 H P 】  http://www7b.biglobe.ne.jp/~fuji_kaika/index.html


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