鈴木浩之  大木真人

「 だいちの星座 」


2015年7月28日(火) ~ 8月8日(土)

open : 11:30~19:00 (最終日は17:00まで)

会場 : art space kimura ASK? (2F) + ASK?P (B1F)


  
「もりや座」 2015年 100×100cm  アクリルフォトマウント
※この写真は作品全体の一部です。



 

電波によって 地球を観測する人工衛星「だいち2号」を利用し、

全長10kmを超える星座を地上に描く「だいちの星座」プロジェクトで制作された地上絵を紹介します。

プロジェクトでは2014年度に種子島、つくば市、守谷市にて地上絵を制作しました。

今回は、地上絵を描くために配置した電波反射器や記録映像等と共に活動を振り返る展示を行います。

本プロジェクトは金沢美術工芸大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同研究によって実施されています。



■共  催: 金沢美術工芸大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、art space kimura ASK?
■助  成: JSPS科研費(課題番号25370171)、平成26・27年度 三谷研究開発支援財団
■協  力: ARCUS Project、種子島宇宙芸術祭推進協議会、NVSネコビデオビジュアルソリューションズ

 

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   シンポジウム/8月1日(土)15:00~17:00 2Fギャラリーにて
挨拶  鈴木浩之(金沢美術工芸大学|准教授)

第1部 研究メンバーによる発表
15:00-15:15 鈴木浩之(金沢美術工芸大学|准教授)  *「だいちの星座」概要       
15:15-15:30 大木真人(JAXA/EORC|研究員)  * 「だいちの星座」科学からのアプローチ

第2部 研究成果、及び、社会との関わり
15:30-15:45 萩原朔美(多摩美術大学|教授)  *芸術表現としての「だいちの星座」     
15:45-16:00 石井瑞穂(ARCUS Project|コーディネーター)
        *「だいちの星座」地域プログラムとしての可能性
16:00-16:15 菅谷智洋(JAXA/第一宇宙技術部門)  *JAXAから見た「だいちの星座」             
16:15-16:30 秋庭史典(名古屋大学|准教授)  *芸術と科学の関係ついて                   

第3部 ディスカッション
16:30-17:00 テーマ『芸術表現と人工衛星 「だいちの星座」プロジェクトについて』



レセプション/8月1日(土)17:00~19:00 2Fギャラリーにて





  -------------------------------------  作家プロフィール  -------------------------------------




鈴木 浩之 Hiroshi Suzuki


ブレラ国立美術学院(ミラノ)への留学を経て帰国、2010年より地球観測を利用して地上に「星空」を描くプロジェクトを行っている。2010年に本研究の前身となる研究が文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業に採択され、2012年にはアーカスプロジェクトの地域プログラム関連企画として宇宙芸術ワークショップ「ノアのはこぶ絵」を実施するなど、芸術と科学、とりわけ宇宙に関係した表現技術の開発に取り組んでいる。
2014年に種子島宇宙芸術祭プレイベントの一環として「こども宇宙芸術教室2014」、 茨城県南地域のつくば市と守谷市において「だいちの星座プロジェクト -つくば座・もりや座- 」をそれぞれ実施。現在、金沢美術工芸大学 油画専攻 准教授。

 

大木 真人 Ohki Masato
2007年、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻修士課程卒業。
現在はJAXA地球観測研究センター研究員。リモートセンシング技術の研究および教育・芸術分野などへの応用研究に従事。2010年IEEE GRSS Japan Chapter 若手研究者賞受賞。IEEE,日本リモートセンシング学会、日本地球惑星科学連合の各学会に所属。2012年アーカスプロジェクトの地域プログラム関連企画宇宙芸術ワークショップ「ノアのはこぶ絵」のトーク『宇宙から地球を観ることで変わること』のゲストとして参加。2013年より「だいちの星座プロジェクト」に参加し、鈴木と共に「たねがしま座」「つくば座」「もりや座」を制作。


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