上 Voice, 宮沢賢治, 銀河鉄道の夜 2011年
下 Breath, Stanley Kubrick, 2001:A Space Odyssey (部分) 2011年
球体写真[Panorama Ball]や超高解像度人間大昆虫写真[life-size]といった作品で、世界の成り立ちを
鑑賞するメディアを提示してきた橋本典久は、近年「芸術作品」を対象に、作品の裏に潜むリズムを可視化する
いくつかの試みをしています。
ある規則のもとに映画や小説などを解析すると、何らかの譜面のようなものが現れました。
元の作品を包む何かがその譜面にも現れているように思います。作品に込められたリズムや作者の呼吸までも
鑑賞することができるでしょうか。
■略 歴:
アーティスト
武蔵野美術大学映像学科非常勤講師
明治大学総合数理学部非常勤講師
1973 愛知県瀬戸市に生まれる
1998 武蔵野美術大学映像学科卒業
2000 筑波大学大学院芸術研究科総合造形分野修了
2000 - 2007 筑波大学芸術学系技官(写真/情報デザイン)
2004 - 武蔵野美術大学映像学科非常勤講師
2007 - 2009 独立行政法人科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業「さきがけ」研究員
2007 - 2008 東京芸術大学大学院映像研究科(横浜) 共同研究員
2008 - 2009 武蔵野美術大学研究員
2010 - 2011 東京大学特任研究員
2013 - 明治大学総合数理学部非常勤講師
【展覧会】
1999 KIRIN CONTEMPORARY AWARD 1999 / キリンビール新川本社ビル、KIRIN PLAZA OSAKA
2002 映像体験ミュージアム /東京都写真美術館、他
2003 Photo2003 / つくば美術館
映像体験ミュージアム / せんだいメディアテーク、他
SCOPE / 筑波大学本館ギャラリー / 茨城県つくば市
橋本典久展 INAXギャラリー2 / 東京都
2004 文化庁メディア芸術祭受賞作品展 / 東京都写真美術館
n_ext メディア・アートの新世代 / NTT Inter comunication center[ICC]
SCOPE展 / INAXギャラリー2 / scope(稲葉剛 植村啓市 玉置淳 橋本典久)
2005 文化庁メディア芸術祭受賞作品展 / 東京都写真美術館
超(メタ)ヴィジュアル 映像知覚の未来学 / 東京都写真美術館
Meta Visual 10°anniversaire du Tokyo Metropolitan Museum
of Photography Centre des Arts d’Enghien les Bains / France
iimawashi: Contemporary Art from Japan / Merz Gallery /
Edinburgh International Festival Fringe 2005 U.K.
超高解像度人間大昆虫写真life-size展 大阪市立自然史博物館、他
2006 予感研究所 / 日本科学未来館
巨大昆虫探査艇キョロロ号 / 越後妻里アートトリエンナーレ2006
橋本典久展 凝視著,卻看不見的光景 / 台湾当代芸術館 MOCA Studio
TOKYO FESTA / Grand Central ST. NY
2007 OPEN STUDIOvol.4 / 東京芸術大学映像研究科
ユーレカ!“昆虫力”エンサイクロペディア展 / 科学技術館
ART meets DANCE 横浜創造界隈のアーティストたち / 横浜市民ギャラリーあざみ野
2008 産学官連携推進会議 / 京都国際会議場
大昆虫展 / 千葉県立中央博物館
予感研究所2 / 日本科学未来館
2009 あざみ野写真EXPO 視覚の冒険 / 横浜市民ギャラリーあざみ野
先端技術ショーケース(メディア芸術祭同時開催) / 新国立美術館
SIGGRAPH ASIA2009 ナックイメージテクノロジー社ブースに参考展示 / パシフィコ横浜
2010 予感研究所3 / 日本科学未来館
IVR産業用バーチャルリアリティ展 / 東京ビックサイト
予感研究所3 / 日本科学未来館
2011 メディア芸術祭巡回展in宮崎 / みやざきアートセンタ—
橋本典久の世界 虫メガネと地球儀 / 竹中工務店ギャラリーA4
里山実験室 / 農舞台 (新潟県十日町市)
2013 緊急展示 Panorama Ball / Art space kimura ASK?P