「これがサイエンスアートだ 第2弾」
−サイエンティストとアーティストのコラボレーション−

NPO法人 科学芸術学際研究所ISTA
2011年11月14日(月)〜11月19日(土)

11:30〜19:00(最終日17:00まで)
会場:ASK? P (B1F)



Jay Bonner
「アラベスク模様多面体」
(2011、10cm程度)


Kalantari+Takaki
「Polinpomiography+Calligraphy」
(2011、A2サイズ) 

■内容 : 新たに開発した科学的手法によるアート、および科学的概念を表現したアートをサイエンスアートと呼んでいる。今回は同好の作者による下記のような種々のサイエンスアートを展示する(50音順)。

■作家・作品紹介
○浅野千秋(ビデオアーティスト)、内田孝幸(東京工芸大学教授)、櫻井克栄(東京工芸大学院生):
「浮遊表示有機ELディスプレイによる自然からの造形」

○大内公公(造形作家):
「一寸(ちょっと)」(数学的概念と現実の関係の表現、B)

○Bahman Kalantari(USA・ラトガー大学教授)、高木隆司(神戸芸術工科大学教授):
「ポリノミオグラフィ(多項方程式解法の可視化)と書の融合」(A)

○木本圭子(FIRST合原最先端数理モデルプロジェクト技術員)、関川宗久(東京大学生産技術研究所特任研究員)、 合原一幸(東京大学生産技術研究所教授、FIRST合原最先端数理モデルプロジェクト中心研究者):
「アトラクタグラス」(カオス現象を表現したガラス作品、C)

○柴田美千里(造形作家)+ 山内啓司(映像作家):
「キリンパターンの映像」(ビデオカメラとプロジェクターの結合、B)

○高野久仁子(理系造形作家):
「エロージョンアート」(塩酸による白亜の腐食を応用したアート、A)

○坪谷彩子(女子美術大学芸術学部テクニカルマイスター):
「kokorotomori」(コンピューターによるリソグラフィーのシミュレーション)(C)

○古川聖(東京芸術大学准教授)、古川研究室(東京芸術大学)、仲野真人(東京芸術大学院生):
「ハーモノグラフ」(振り子による自動筆記装置、B)

○Jay Bonner(USA・ジェイ・ボナーデザイン事務所主宰):
「アラベスク模様の18の多面体」(B)

○渡辺泰成(産業技術総合研究所客員研究員)、池上祐司(産業技術総合研究所客員研究員)、仲野真人(東京芸術大学院生)、西尾晋作(帝京平成大学学生)、手嶋吉法(産業技術総合研究所研究員):
「立体エッシャーの紅葉樹林」 (3次元空間を周期的に充填するパターン制作、A, C)

<A,B,C表記について>
作品表題からイメージしにくいものには、かっこ内に短い解説を付記した。記号A,B,Cは、次のような制作過程を表す。
(A)サイエンティストとして研究活動のかたわら、アートを制作した場合
(B)アーティストの活動として制作した場合
(C)アーティストとサイエンティストが協力して制作した場合。

 

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