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毎年、ASK?映像祭では、前年度のコンペティションの大賞受賞者に個展の場を設けており、今年は2010年度に大賞を受賞した三角 芳子の個展を開催します。 この個展では、新作のアニメーションを含む作品上映を行い、原画の展示を行います。 「Googuri Googuri」2010年 8分 女の子の想像の話。「グーグリィ グーグリィ」はおじいちゃんと女の子の間だけでわかる秘密の言葉。 おじいちゃんは時に山のようであり、樹や海のように思えたり、そこから女の子の想像は鳥のように 無限の想像の世界を自由にはばたいていきます。 |
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ASK?映像祭では、前年度の大賞受賞者の個展とともに、前年度の久里洋二賞、西村智弘賞、ASK?賞の受賞者によるグループ展を開催します。 前年度の受賞作品や新作を上映するとともに、原画や立体素材などの展示を行います。 | |
タイムテーブル |
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久里洋二 1960年、真鍋 博、柳原 良平とともに「アニメーション3人会」を結成し、戦後の自主制作アニメーション の草分けとなる。ヴェネチア映画祭サンマルコ獅子賞など、国内外の映画祭で多数の受賞歴をもつ。 1964年からNTVの深夜番組「11PM」に18年間毎週短編アニメーションを発表した。現在は、 若いアニメーターの育成に力を注ぐとともに、精力的に作品制作に取り組んでいる。柑綬褒章、 紫綬褒章、旭日小綬章受賞。2003年よりart space kimura ASK?にて毎年個展を開催。 |
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地球クラブとは、5月に急死したアニメーション作家の相原 信洋氏が主宰したグループで、1980年から87年まで活動を続けた。80年代を代表するアニメーション・サークル のひとつであり、ここから多くの作家が育った。地球クラブのメンバーだった作家による当時の作品とその後の作品を2プログラムで特集。 Part1では、墨絵アニメーションというスタイルを確立した横須賀 令子、実写とドローイングを組み合わせた相内 啓司、シンプルな線で女性の内面世界をイメージ化した山元 るりこの 作品を取り上げる。 | |
Part2では、抽象アニメーションに独自の境地を開いた関口 和博、単純な線画でアイロニカルな世界を描いた小谷 佳津志、女性の情念的な世界を端正なアニメーションで表現した 守田 法子、オーソドックスな絵柄ながらブラックな味わいをもつ高橋 憲夫を上映する。 |
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2004年度のコンペティションでASK?賞となった山崎 涼子と2006年度に大賞となった野上 寿綿実の作品集。個性的なアニメーションをつくる気鋭の若手作家による二人展。 |
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寺嶋 真里が『不思議の国のアリス』をモチーフにして制作したヴィクトリア回帰のアンダーグラウンド・ワールド。パフォーマンス・ユニットのRose de Reficul et Guiggles、 世界一小さな手品師マメ山田をメイン・キャストに据え、現実と幻想が反転する耽美的で残酷な迷宮世界が展開する。 寺嶋 真里プロフィール 映像作家。80年代半ばより映像制作を開始し、 1991年にイメージフォーラム・フェスティバル一般公募部門で大賞を受賞。 イメージフォーラム・フェスティバルやオーバーハウゼン国際短編映画祭 など国内外で多数発表。02年に京都造形芸術大学を退職後、 現在は東京でフリーの映像作家として活動している。 |
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時代の変化と共に科学技術に対する社会的価値は変化して行く。1950年代、60年代当時よりエネルギー、通信を取り巻く環境は飛躍的に変化した。 現在改めて当時の映像を観てどのような印象をもたれるであろうか? |
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大 賞 「今村商店」告畑 綾 2011年 5分16秒 久里洋二賞 「'Ho-Ho'This message is boiling hot. 」 岡本 将徳・SDES 2011年 2分18秒 西村智弘賞 「Scripta volant」 折笠 良 2011年 10分 ASK?賞 「SANKAKU」 若井 麻奈美 2010年 4分45秒 入選 「やさしいマーチ」 植草 航 2011年 4分48秒 / 「BONNIE」 岡本 将徳 2011年 2分27秒 / 「バリカン2010元旦 」 幸 洋子 2010年 3分 / 「ぐりうむ」 金 學鉉 2011年 3分 / 「みちゆき温泉編」 谷口 亮 2011年 4分31秒 / 「beings」 菅 むつみ 2011年 3分 / 「言場」 土生田 晃 2010年 11分 「天狗の山」 樋口 美樹 2010年 5分 /「時めくり ヴェネチア編」 鈴木 裕偉 2010年 6分 / 「バス停ものがたり」 白神 道空 2011年 10分 |