正木康子個展 「たまゆら(くりかえされるもの)」 2010年2月15日(月)〜 2月27日(土)日休 11:30〜19:00(最終日17:00まで) 三水墨画では、茶墨、面相筆、中国宣紙で、枯蓮のさまざまな状態の中に密かに含まれている、生命の存在を表現したいと思います。朽ちていく物質の中にある永遠性のようなもの、くりかえしの生命体の中にある共通したものは何なのか、何もないのか、あるとしたら、残るものは何なのか、意思だけが残るのか。 鉛筆画の方は、大作の合間に遊んだものですが、くりかえし鉛筆で画面をパッチワークのように埋めて、その上を白鉛で消し、また上に鉛筆でくまなく埋める事を繰り返していくうちに浮かんでくる型をとらえる。何かわからないものが出てくるのがおもしろい。
正木康子(まさき やすこ)
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