【内 容】 彫りの柱像とロープの造形により祭場を形づくること。それらは特定の場に設置され、 天霊や地霊を集める装置、つまりヒモロキとして機能することを意図しています。 ヒモロキは自然霊の来臨し給う依り代。 場を浄め地霊に感応して形取り、柱（ヒモロキ）を立てて深くヨーガを行ずることにより、 精妙なる身体知の獲得が可能になる、とは作家の説。 アニミズムの時代のきわめてパーソナルな宗教体験のための実験です。 今回はそのために形づくられたヒモロキを展示します。皆様に御高覧頂ければ幸いです。
元井康夫東京芸大卒・高野山真言宗 権教師・電通 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター
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