伊原 乙彰展―描き続けるということⅤ―

2020年11月9日(月) ~ 11月14日(土)

open : 11:30~19:00 ( 最終日は17:00まで・日曜休廊 )

会場 : art speace kimura ASK?(2F)

作家在廊日:9日・14日 13:00~17:00

<20P-30> 810×810mm アクリル.パルプ.紙 2020年 

個展だけでの発表を続けて20年余り、多様性の中で描き続けることで、ひとつの方向が見出せるに違いないとこのところほぼ毎年個展を続けている。

 毎回混沌とした中から1年間描き続けることで、ひとつのまとまりある世界ができる。

また次に重なり合いながら新しい仕事を始める。この繰り返し、継続される無意識の中で、何か私ならでのものが作られていくのではないか、不完全の連続だが先では仕事をしなければ目に見える結果は出て来ない。重複の継続が少しずつ次の仕事のきっかけをもたらしてくれるに違いないと描き続けている。                           

伊原乙彰   2020年 9月

Art space kimura ASK?では、今年で8回目の個展。毎年あたらしい視点による作品を発表し、アーティストとして作品を残す意義の原点を常に意識し続ける。過去の作品も含め、20点程度展示。

略歴

伊原 乙彰

  • 1930年    東京に生まれる
  • 1953年    東京芸術大学油絵科卒業
  • 1955年    渡仏
  • 1957-63年 パリで制作 グループ展などで作品発表
  • ギャラリー山口 (1998年,99年,01年,02年,04年,06年,08年)
  • art space kimura ASK? (2010年,12年,14年,16年,17年,18年,19年)
  • その他   グループ展等
カテゴリー2020